「中国留学を考えているが、どの都市に行くのが良いのか分からない。」

 このような悩みを持っている方がいたとしたら、私は迷わず大都市をおススメします!

 個人的には、北京か上海の二択だと考えています!

 その理由は、次の3つです!

 ①「料理店」が充実している!

 ②「書店」が多い!

 ③「大企業のエリート会社員」と交流を図れる!

 ①から説明しますと、大都市に留学することで、中国各地の名物料理を堪能できます!

 上海のような大都市には、中国全土からたくさんの料理人が集まっています!

 四川名物の「麻辣火鍋」、台湾名物の「(ルー)(ロウ)(豚肉の煮込)飯」、新疆名物の「ラム肉の串焼き」、どれも絶品です!

 なかでも私のおススメは、甘粛名物の「蘭州ラーメン」です!

 蘭州ラーメンは、中国北西部に位置する甘粛省の省都(日本の県庁所在地に相当)、が蘭州の名物料理です。

 牛骨で出汁を取ったスープに、ストレートの細麺、牛肉、そして香草(パクチー)、を組み合わせます。

 絶品です!これほど美味しいラーメンには、国内外を問わず出会ったことがありません!

 価格もリーズナブルで、一杯10元前後(150円程)で食べられます!

 このような各地の美味しい料理を楽しめるのは、中国全土から料理人が集う大都市しかありません!

【写真2.2】蘭州市の名物、蘭州ラーメン!是非とも一度は食べておきたい!(出典:写真ac)。

 次に、②の「書店」の多さについて説明しますと、大都市ではさまざまな種類の書籍が手に入ります!

 ※ここで言う書籍は、中国語で書かれたものを指しています。

 私が知る限り、中国における書店の軒数は、日本と比べて圧倒的に少ないです!

 これは、人口規模の小さい地方に行くほど顕著です。

 新聞や雑誌は販売しているところが多く、手に入りやすいですが、学術書や専門書の類は、扱っているところが本当に少ないです。

 近年は電子書籍が普及していますが、勉強で使用する書籍は、紙の方が断然効率的です!

 我々留学生にとって、書籍は必要不可欠です!

 良質な書籍が手に入るかどうかによって、学習効率が全く違います!

 私は上海に留学していたため、学習に必要な書籍が見付からずに困ることはありませんでした。

 主に使用したのは、「児童向けの物語」と「日本語で知識がある分野の学術書(私の場合は会計学)」です。

 これらの書籍があったことで、学習をスムーズに進めることができました。

 書店が少ない地方都市であったら、ここまで効率的に語学の学習は進まなかったでしょう。

 大都市である上海に留学したからこその結果と言えます。

 以上、私が留学先として大都市をおススメする3の理由のうち、2つを説明しました。

 次の記事では、3つめの理由(大企業のエリート会社員と交流を図れる!)について書きます。


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