中国留学における住まいは学生寮が基本!日本では出会えないような人達と友人になれる可能性があります!
以前の記事(留学先に大都市をおススメする理由3選!最高の環境で語学力も人間力も向上する!(後編)【記事2.3】)では、大都市に留学するメリットとして、「大企業のエリート会社員との交流の機会を得られること」を書きました。
大企業のエリート会社員とは、企業に在籍したままで、企業から派遣されている社費留学生です。
私は2年に渡る留学期間、本当に多くのことを彼らから学びました!
その彼らと知り合う場となったのが、学生寮です。
中国に留学する場合、留学生専用の学生寮には住むことを、大学側から推奨されます。
これは、現地の事情に疎い外国人留学生が、事故や事件に巻き込まれることを防ぐという防犯上の理由からだと説明を受けました。
留学している外国人が事件等に遭えば、大学としても体裁が悪いのでしょう。
学生寮の多くは、一人部屋ないし二人部屋です。
2020年時点では、上海で一人部屋が一ヶ月当たり40,000円、二人部屋が25,000円程のようです。
一人部屋の場合は、日本の地方都市並みの家賃が必要となるようです。
【写真2.8】雄大に佇む中国の古風建築物。まるで天にも届くかのような佇まいである(出典:写真ac)。
さて、留学生が学生寮に住むメリットは、「大企業のエリート会社員」等との人脈構築です。
日本で暮らしていたら、出会えないような優秀な人達と交流する機会を得られます。
しかし、それと同時に気を付けるべきことがあります。
それは、「悪友」を作ってしまうことです。
留学生のなかには、非常に優秀で人間的にも立派な人がいる一方で、その真逆の人も多くいます!
なかには、大学に在籍しながらも、授業には一切出席せず、日々遊び歩いている日本人もたくさんいます!
語学留学においては、入試のようなものはないので、基本的には希望者全員が留学できます。
ゆえに、学習に対する熱意も、学生によってピンキリです。
なかには、中国に住み続けるためだけに(学生ビザ取得のためだけに)、大学に在籍している日本人もいます。
こういった日本人と友人になると、毎日を遊んで暮らすことになります。
しかも日本人だけでグループを作るので、会話も全て日本語となり、中国語力が向上しません。
同じ学生寮に住んでいるので、一旦仲良くなると、距離を置くのが困難です。
よって、せっかく留学していながら、大変もったいない時間の使い方をすることになります。
一年間留学したけれど、「何も残らなかった」ということになりかねません!
寮生活における友人選びには、細心の注意を払う必要があります!
以上、寮生活のメリットと気を付けるべきことでした。