この記事では、私が中国留学から帰国後に従事した、「日雇い労働」について書きます。

 私はこの経験から、勉強することの必要性を痛感しました!

 それは、日雇い労働で過ごした一年間が、あまりにも辛かったからです!!!

 私は以前の記事(留学を考えている方へ!私が留学をおススメする理由!【記事2.1】)で、留学で中国語を覚えた経験から自身がつき、勉強に目覚めたと書きました。

 このときの勉強する動機は、「勉強することの楽しさ」に起因する、前向きな理由によるものです。

 これに対して、日雇い労働を経験した後の動機は、「勉強しないと大変なことになる」という危機感に起因するものです。

 下記の記事に書いた通り、留学から帰った私を待っていたのは、「どの会社からも必要とされていない」という現実でした。

 留学後の就職活動に必要なこと3選!就活難民にならないために!(前編)【記事3.2】

 留学後の就職活動に必要なこと3選!就活難民にならないために!(後編)【記事3.3】

 そこで、生活のために仕方なく「日雇い労働」の仕事をすることにしました。

 日雇い労働は、派遣会社に登録して、その日ごとに仕事を紹介してもらう労働形態です。

 派遣と聞くと、比較的長い期間、同一の企業で仕事に従事する「OL」や「期間工」を思い浮かべる方もいるかと思います。

 ただ、私が従事したのは、一日単位で派遣される形態で、スポット派遣とも呼ばれています。

 仕事が必要なときに、派遣会社に電話を入れて、一日単位での仕事を紹介してもらうのです。

 その日の仕事が終わったら派遣会社に赴き、日給を受け取って終わりです。

 まさに「日雇い労働」と言えるでしょう!

【写真3.12】明け方の東京都心部。日雇い労働の辛い記憶が蘇る(出典:写真ac)。

 いろいろなドキュメンタリー番組を見ると、日雇いの仕事の「辛さ」や「不安定さ」の問題が提起されています。

 本当にその通りで、日雇い労働は、本当に過酷で、安定など一切無い仕事でした。

 私が最も辛さを感じたのは、派遣先で邪険に扱われることです。

 派遣先から見れば、今日限りでいなくなる労働者です。

 しかも、任せるのは、技術を必要としない仕事です。

 そのため、派遣先の従業員は、いくらでも代わりがきく存在だと思っていたのでしょう。

 この「モノ」のように粗末な扱いを受けることが、本当に辛かったのを覚えています。

 今回の記事は、語学や通訳翻訳とは何も関係がありません。

 しかし、あえて記事にしたのは、日雇い労働に身をおいた経験が、勉強に対するモチベーションを維持する私の糧となっているからです。

 あのとき苦労をしたから、二度と同じ思いをしないように頑張ろうという気持ちが生まれました。

 そこで、勉強が続かないという人の助けになるかもしれないと思い、今回記事にしました。


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