この記事では、中国で大人気の料理、羊肉を使用した料理を紹介します。
中国留学における最大の醍醐味は「食」です!
なかでも羊肉の料理は、日本国内、とりわけ地方であれば口にする機会はほとんどありません。
よって、美味しい羊肉の料理を安く多く食べられる留学期間は、とても希少です。
中国における羊肉の料理の代表的なものは、「鍋料理」、「クミン炒め」、そして「串焼き」です。
まず、羊肉の鍋料理は、大勢で囲む火鍋から、しゃぶしゃぶ料理、一人でも楽しめるスープまで、さまざまな種類があります。
羊肉をぶつ切りにしたり、スライスしたりしてから、ネギ、塩、胡椒等と共に煮込んで作ります。
濃厚な肉の脂身と塩胡椒のしょっぱさが絡み合うその食感は、癖になること間違いなしです!
羊肉の鍋料理はレストランでも食べられますが、青空の下、屋台で食べるのも、何とも言えない味わいがあります。
【写真2.9】上段左端:羊肉の串焼き、上段中央:スパイスのクミン、上段右端:羊肉のクミン炒め、下段:羊肉の火鍋。どれも最高の美味である(出典:写真ac)。
次に、羊肉のクミン炒めですが、クミンはセリ科の一年草で、スパイスとして広く用いられている食材です。
一口サイズに切った羊の肉にクミンをふりかけ、フライパンなどで炒めて作ります。
非常に香ばしく、羊肉との相性は抜群です。
若干辛味が効いた味付けで、何杯でもご飯のおかわりが出来てしまいます。
レストランでいろいろな料理と一緒に楽しむのがおススメです。
最後に、羊肉の串焼きですが、これは最もメジャーで、最も美味しい羊肉の料理と言えるでしょう!
焼き鳥のように、羊肉をブロック状にカットして串に刺し、塩やクミンなどのスパイスで味付けして食べます。
中国の都市では、街の至るところで羊肉の串焼きを提供する屋台やレストランを目にします。
炭火焼の串焼きを扱っているお店も多く、食感はもちろん、香りも最高です!
私は留学時代、そのかぐわしい串焼きの香りに、思わず足を止めてしまったことが何度もあります。
中国における羊肉の料理は、西安、チベット、内モンゴル等の北西部の都市が有名です。
羊を放牧するための広大な山野があるためだと言われています。
これらの都市に行ければベストですが、中国の多くの都市では、本場出身の料理人が腕を振るうお店がたくさんありますので、ほぼどこでも食べられます。
尚、同じく広い山野を有するという理由からか、北海道でも羊肉の料理であるジンギスカンが有名です。
中国留学を考えている方に、羊肉の料理は強くおススメしたい一品です!