2022年の2月4日(金)、2021年度全国通訳案内士試験の最終合格発表日がありました。
またもや不合格でした。
今回はいけるかもと思っていたので、非常に残念です。
合否の結果しか通知されないので予想になりますが、敗因はプレゼンテーションにあると思います。
プレゼン問題で私が提示されたお題は、「落語」、「左団扇」、「摂関政治」で、どれも私が事前に準備していたものではありませんでした。
過去問を含め、事前に240テーマについてプレゼンする内容を準備し、暗記していたのですが、どれも出題されず、大変戸惑ったのを覚えています。
受験予備校が先日公開した時間帯別に出題された問題をみると、12の時間帯のうち、6つの時間帯で私が準備していたお題が出題されていました。
なかでも、「五稜郭」や「流しそうめん」は予想して準備していたものなので、なぜ自分の時間帯に出題されなかったのか、とても悔やまれます。
ただ、逆に考えれば、480つテーマを用意しておけば、必ず当たるのではとも思いました。
なぜなら、240のテーマを用意したところ、半分の時間帯で、この240のどれかが出題されていたからです。
【写真4.18】中国の都市風景。後方にみえるモダンな高層ビルが、湖面に美しく映し出されている(出典:写真ac)。
もう一度受験するかどうかは別にして、私にとって、次回の全国通訳案内士試験は非常に大きな節目となります。
それは、一次試験の「一般常識」と「歴史」の免除の有効期限が無くなるからです。
大学入試センター試験において、「現代社会」で80点以上を取得すれば一般常識が、「日本史B」で60点以上を取得すれば歴史が5年間免除になるという制度があったのです。
私は4年前、高校生に交じってこのセンター試験を受験していたため、免除となっていました。
しかし、せっかく免除を勝ち取ったのに、二次口述試験で4度も不合格となったため、あと1年で免除の期限が切れるところまできてしまいました。
センター試験は、既に共通テストに置き換わり、実施されなくなっているので、もう受験することはできません。
30歳を過ぎてからわざわざセンター試験を受けたのに、その結果を活かすことができませんでした。
次の試験で受かれば問題無いのですが、それも自信が無いので、今どうすべきかを思案中です。
ちなみに、受験勉強を通じて身につく能力(観光資源の知識、中国語のプレゼン能力)は、非常に価値の高いものだと考えているので、今後も勉強を続けるつもりです。